ポケモンGOによる任天堂の利益の取り分はいくら?お金の流れを予想
2016/07/24
どうも管理人です。
さて、さきほどニュースで「ポケモンGOの業績への影響は限定的」 任天堂がコメント発表 という記事がありました。
これはどういうことなのか?
ようするに任天堂としては、そこまでうちの会社は儲かってないですよ~っていうアピールなんですね。
ここまで話題になることは予想外だったようです。
この爆発的人気で任天堂の株価が急上昇したことを保守的に考えているようで
このような発表をしたものと考えられます。
ということは、このポケモンGOでのお金の流れを予想してみましょう
そもそも、どういった関係性なのか?
気になるのはお金の流れですよね。
そもそもこのポケモンGOは株式会社ポケモンと、任天堂が
アメリカ企業のNiantic(ナイアンティック)に出資した形の
共同開発というスタンスを取っています。
たとえばポケモンGOによって利益が出たとしましょう。
まず、プラットフォームの使用料としてアップルとグーグルに売り上げの30%を支払わなければなりません。
そしてその70%をいったんNianticが預かり、それを分配していくのですが。
その正確は分配はわかっていません。
出資したことはわかっていますが、いくら出資したことを発表されていませんから当然ですね。
株式会社ポケモンの株、32%が任天堂が所有しています。
なので、
株式会社ポケモンの利益の32%は任天堂の利益ということが分かりますね。
ポケモンは共同開発というかたちをとっているため。
取り分は30%~50%はあるだろうと予想されています。
そしてそのうち32%が任天堂の取り分になるわけです。
図にしてみると
ポケモンGO(100%)→ プラットフォーム使用料(30%)
↓
Niantic(70%)
↓
株式会社ポケモン(30%~50%)
↓
任天堂(32%)
Niantic(?%)
という感じですかね。
任天堂は売上のうち、約7%~約11%が懐に入るわけです。
実際の売り上げ予想はおいくら?
そして、ポケモンGOの売り上げはどれくらいになるのか?
ですが、先行配信されたアメリカでは、配信4日で14億円を売り上げたと言われています。
配信後は最も勢いが付きますが、それを引いてもすごいですね。
なので年間の売り上げとしては約1000億円が見込まれる予想です。
さらに、EU諸国ですが。
人口がアメリカの2倍であることを考えるとポケモン人気が薄いとはいえ
1000億円はあるんじゃないかと予想します。
日本ではですが、約1500億ぐらいだとろうと思います。
これは、大流行したガンホー社の『パズドラ』とミクシィ社の『モンスト』がだいたい年間1500億円とわれているので
それぐらいはあるだろうとの予想です。
さらに配信はまだ未定ですが、ロシアや東南アジア、インドでもリリースされるとなるとさらに売り上げは伸びるとおもいます。
アメリカ1000億
日本1500億
EU1000億
諸外国1500億
なので、合計で約5000億はあるんじゃないかと思います。
一つのアプリでここまでいくとすさまじいですね。
なのに任天堂の取り分が少ないといくらになるの?って感じですよね。
任天堂はいくらくらい?
任天堂はさきほど、32%が取り分になると説明しましたが
売り上げが5000億の場合。約7%~11%ですので350億~550億円が収益になることになります。
あくまで年間の売り上げです。
すさまじいとお思いですが、実際はそうでもないんですね。
なぜならこの件に関しては任天堂は出資はしているが
今後ポケモンGOのヘビーユーザーが買うと予想される「ポケモンGO Plus」という
アプリに連動するウェアラブルデバイスの販売・製造は任天堂が行う予定です
なので、現段階ではまだうまみがないんですね。
それでも、任天堂は
また、アプリと連動する周辺機器として「Pokemon GO Plus」を製造・販売するが、
この分は4月に公表した連結業績予想に織り込み済みといい、「直近の状況を鑑みても、
現時点では業績予想の修正は行わない」という。
ということです。個人的は爆発しそうなんですが
ここまでいいきるということはかなり保守的に考えてる理由がありそうですね。
それとも、ポケモンGO Plusぐらいでは売り上げ変わんないよ~と思っている可能性もあります。
たしかに今回で一番儲けたのは株式会社ポケモンでしょう。
そして次にNianticですかね。
今回はお金の流れについてかいつまんで説明しました。
個人的にはアプリそのものよりも
さらに集客にも使えるポケモンGOの今後の広がりにワクワクしていますね!
それについてもまた次の機会に解説しようと思います。