金曜ロードショー「陽だまりの彼女」のストーリー解説!真緒の秘密!原作との違いは?
地上波初なんですね~。日常系映画なんですが、上野樹里演じる真緒に秘密があるようで・・・
「陽だまりの彼女」のストーリーを解説
物語は10年ぶりに再会した奥田浩介(松本潤)と渡来真緒(上野樹里)が出会うところから始まります。
広告代理店の営業を担当の奥田が下着メーカーの広報担当だった真緒に気付き、同級生なのに苗字で呼び合ったり
よそよそしい感じがやきもきします。
真緒は中学時代にいじめられていて、髪にマーガリンをつけられたりします。
それを奥田が助けたのをきっかけに二人は恋に落ちます。
10年ぶりに再会した真緒は魅力的な女性になっておて、いじめられていたころの面影はまったく感じません。
浩介は真緒のことが気になっているが、真緒の上司・新藤春樹(玉山鉄二)が真緒のことを狙っていて
中々近づこうとしない。
しかしそんな中、真緒の会社から依頼されていたセットボードのデザインを上司の杉原部長(小籔千豊)に却下されてしまう
浩介はあきらめきれず、説得するために街に出て同じようなデザインの企業看板を撮影していた
疲れ果てた浩介は公園のベンチで居眠りしてしまうが
そこに真緒が立っていた。
そして二人で看板を撮影する、無事に部長の許可も得て
二人は付き合い始めます。
真緒の秘密ってなに?
実は浩介に会うために東京の大学に進学したという真緒
それを聞いて浩介はますます真緒のことが好きになっていく。
そして、江の島でのデートの帰りに突然実家に連れていった真緒!
そして結婚を宣言する!
中々大胆ですね~
しかし、真緒に秘密があった。
それは、父・幸三と真緒は血がつながっていない里子であることを伝えられる。
そして、「全生活史健忘」(ぜんせいかつしけんぼう)という記憶喪失で
自分の名前や、年齢、家族など、12年前の5月2日より前の記憶がないと聞かされる。
全生活史健忘とは?
解離症状の一つ、自分に関する記憶をすべて失ってしまう病気です。
多くの場合が強いストレスがきっかけとなって突然おこるというもの
外部的な要因は脳震盪などの衝撃が原因となることもあります。
「僕の頭の中の消しゴム」などで、愛する彼女が記憶喪失になるのはよくあることですが
もし自分の愛する人が記憶喪失だと知ったとしたらめっちゃショックですよね・・・
しかも、記憶を戻すには、記憶の手がかりになるものを少しづつ触れさせるしかない
そして浩介は真緒が中学時代のことを覚えてないのではなく、「知らない」んだと理解します。
結末
そして、駆け落ちしようと真緒が持ちかける。
二人は結婚して。
生活を始めていくが、記憶が戻るように病院に通うが、原因はかわからず
自分が誰だがわからないストレスが悪化して毛髪は抜け、心身がボロボロになっていく
そして月日は流れて、春が訪れる
さくら道を歩く浩介が自転車を押していると。ネコが現れる。
「猫。好きなんですか?」
「はい」
浩介の優しい笑顔で物語は完結している。
原作との違い
原作とはどういったとこりが違うのでしょうか?
前半甘々だった展開や、かわいらしい真緒の描写、不安を抱える後半では
真緒の変化や過去などが明らかになっていきます。
ネコ描写に違いはあったかなとおもいます。
映画には猫がたくさんでてきますが、ネタバレしてしまうと、真緒はネコだったんですね。
・・・自分で書いてて意味わかりませんが笑
原作ではその部分が良く表現されていたかなとおもいます。
三木監督も、
「(上野さん演じる)真緒側の想いを描くことで、より2人のラブストーリーとしての厚みが増して、その想いの強さが小説とはまた違った奇跡のラストへの原動力になりました」
とコメント
小川氏(プロデューサー)
「原作よりも、より感動的なラストにしたかった。ラブストーリーとして典型的なボーイミーツガールのストーリーを丁寧に描きたかったが、実写の映画にするならば、ファンタジーの要素がありながらもそこには人生の真実味が付加されているべきだと思ったからです」
とかたっていますので映画の良さがでていたと思います。
まとめ
なんといっても、上野樹里がかわいい!
情緒豊で引きこまれます!
そして、最後の松潤のリアクションも面白いです。それはご自身でみてくださいね!
類をみない恋愛映画をぜひテレビでご覧になってください!